珍しく連日の書き込みです。

月1回の土方医院での勉強会仲間から、「今まで何を塗っても治らなかった手荒れが、これで治ったんだ!」という漢方薬の軟膏の紹介を受けました。

オリジナルは「紫雲膏(しうんこう)」といいます。

生薬成分は、抗菌力・抗炎症作用のある紫根(しこん)と、鎮痛・解熱・抗炎症・抗アレルギー作用のある当帰(とうき)です。

外傷・熱傷・凍瘡(しもやけ)・褥瘡などの皮膚の損傷や、肌の乾燥・肌荒れ(手荒れ・あかぎれ)などに有効な軟膏薬で、成分的には非常に優れているのですが、その特有の匂いと、軟膏の伸びの悪さのため、やや使い勝手に難があると聞いており、私も処方したことがありませんでした。

ところが、アロマテラピーを勉強された或る漢方処方医が「こんな良い薬が使えないのは勿体ない!」と考えられ、ティートゥリーとラベンダーのエッセンシャルオイルを混ぜることで、匂いの問題も伸びの問題も解決できることを見出されたのです。
そのレシピが、勉強会仲間の内々に伝わっていたそうで、今回、その秘伝伝授の末端に加えて頂いたという訳です。
ちなみに、精神安定作用のあることで有名なラベンダーオイルには、ティートゥリーと同じく殺菌作用もあるそうです。

実際に、オリジナルの紫雲膏を購入してみると、外見上、その鮮やかな赤紫色に強烈なインパクトを受けましたが、オイルを混ぜ込んでいくと伸びが良くなり、塗り込むとその色も消えてしまいます。
先日サンプルを少し作って当院のスタッフに試してもらったところ、割と評判が良かったですよ〜。

そこで、「働き者の皆様の手が綺麗な手になりますように☆」と願いを込めて、まとめて作成致しました。
ご希望の方に10g+α入りのものを1個500円でお分けしておりますので、よろしければお求め下さいね。

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