早いもので、今日から10月。
そういえば、日暮れるのもどんどん早くなってきています。
夜クリニックを出る時は、ほとんど真っ暗。
何となく気持ちが焦ります。。
深まる秋を迎え、何か面白い本でも探そうと思い立って、昨日久しぶりに本屋さんに行ったのですが、店頭の目立つコーナーに置かれていた本のタイトル「イライラ・・・」に、大いに興味を引かれ、読んでみました。
記憶に残ったいくつかの項目をご紹介しますと。
イライラしないための対処法
1.「イライラしている」と口に出して言わない
2.イライラさせるものを見ない
3.イライラさせるものに近づかない
4.イライラさせるものは「本質がそういうものだ」と思ってあきらめる
5.片付いていないとイライラしやすいので、部屋を片付ける
6.体調が悪いとイライラしやすいので、体調を整える:十分な栄養・良質な睡眠・心身ともに健康な生活!
7.深呼吸をする
8.笑っている人は怒れないので、とにかく笑う
後半の4項目は、心に突き刺さりました。
確かに・・。
ひとつひとつは割と普通のことなのですが、イライラしている時ほど忘れやすいのでしょうね。
イライラしないように、少し心に余裕を持って毎日を送りたいな・・と思った次第です。
ちなみに、漢方の世界では「イライラする」=「肝が高ぶっている」と言い表し、肝を抑える処方が有効です。
また、肝が高ぶりすぎると、その影響で胃腸に影響が及びやすいので、不快な胃腸症状がある場合、胃腸に異常があるかどうかを調べた上で「肝が高ぶっていないか」すなわち現代医学的に言うと「ストレスがないか」を確認し、胃腸を手当てする薬のみならず、その上流にある肝を手当てする処方を考慮します。
さて、「イライラしない」=「肝を高ぶらせない」ために、次の連休は、部屋を片付けよう!