月1回の火曜日昼休みに、茨木の土方医院にておこなわれている、漢方(正確には中医学)の勉強会に参加しています。
今日がその日でした。

メンバーは、同世代の女性ドクター3〜4人で、土方康世先生に教えを請うたり、お互いの難しい症例を持ち寄って相談したり、漢方医学の興味ある分野について一緒に勉強を進めたりと、なかなか盛りだくさんの楽しい時間を過ごしています。
お互い多忙な身で、日々色々なことを考えながら診療に従事している訳ですが、公私ともに共感できることが多く、各人にとって癒しの場ともなっています。

漢方医学の勉強会に参加する度に実感していますが、とっても素晴らしい「得したなぁ!」経験ができるのです。

何故なら。

通常経験する専門分野の学会や研究会と違って、漢方医学以外に、皆それぞれに専門分野を持っているドクターが大勢います。
皆、その専門分野を究めながらも、更に目の前の悩める患者さんを何とか良くする方法はないかと願って漢方医学の道に辿り着いた心優しいドクター達(私も含めて!笑)なので、漢方薬処方の相談のみならず、それぞれの専門分野についての相談もできてしまいます。

加えて、そんな素敵な仲間達に遅れを取らず、さらに何かのお役に立ちたいと、自らも専門分野の研鑽ならびに漢方医学の勉強も頑張れるという、正に一石数鳥の経験ができるということです。

なんて素晴らしい!

医学の道は終わりがなく、ずっと勉強し続けなくてはなりませんが、孤独ではなく、志を同じくした仲間と共に歩めるのは本当に心強いです。
そして、そんな中で得られた知識や技術によって、皆様の健康に少しでも貢献できれば、それは本当に幸せなことです。